どうも、えだです!
今回は日本国内で購入できる、米国債ETFであるティッカー1482 iシェアーズ・コア 米国債7-10年 ETF(為替ヘッジあり)(以下1482)のご紹介です。
目的としては、分散投資のため購入しています。
(1482) ETFの基本情報
こちらのETFは、7年から10年の米国債連動の商品になります。
(2621) iシェアーズ 米国債20年超 ETFと同じく、為替ヘッジのある米国債券の商品だという認識で良いかと思います。
運用会社は、世界最大の資産運用会社ブラックロックグループのブラックロック・ジャパンが運用する、東証市場に上場しているiシェアーズシリーズの1つです。
(1482)の信託報酬も年0.1540%と非常にお安いです。
また、先にお伝えした、iシェアーズシリーズの(2621) iシェアーズ 米国債20年超 ETFについても記事を書きました。ご興味ある方はこちらもよろしくお願いします。
運用して感じた(1482)の特徴
ヘッジあり米国債ETFということもあり、(2621) iシェアーズ 米国債20年超 ETFと重複するところがあります。ご了承ください。
日本円で購入でき、日本時間で売買できる。
東証に上場しているので日本市場が開いている、AM9時〜PM15時まで売買が可能です。また、ドル:円の為替を気にしないで購入しなくていいのでストレスが減ります。
また、証券会社によっては手数料無料で購入することができるETFになります。(手数料無料:SBI証券・楽天証券など)
配当金に二重課税が発生しない。
(1482)は、日本市場に上場しているETFなので税金は日本国のみの20.315%となり二重課税は発生しません。
配当金は年4回もらえる。
(1482)は、1・4・7・10月の年4回の分配金がもらえ、インカムゲインが狙えます。
2022年11月17日で見ると、1株1,920円に対して29円の分配金(分配利回り1.51%)です。
分配利回りはあまり良いとは言えないと思います。
しかし、今後、円高相場に向かうと予想するのであればヘッジありのため、キャピタルゲインを狙うこともできます。
為替ヘッジ商品という個性。
(1482)は為替ヘッジがついているETFです。ヘッジをかけるコスト(ヘッジコスト)がかかり、為替変動の影響(円高による損失を避け利益を狙うが、円安による利益は受けることができない)です。そのため、円安の場合はヘッジなしよりヘッジコストもかかるので下落傾向にあります。
為替ヘッジの商品を購入するタイミング
2022年は初旬から下旬にかけて、円安に為替が動いた年になります。
年初115.11円(1月1日)から、141.41(11月10日)へ27円弱も変動しました。2022年もっとも上昇した時は、1ドル150.26円でした。
為替ヘッジのコストは米国ドルと日本円の金利差で決まります。米国の金利が高止まりをして、下落してきた場合、金利差は縮まりヘッジコストも安定してくると思っています。
また、為替が円高に動いた場合、(1482)は為替ヘッジありのため株価は上昇しやすいでしょう。
直近ですと、米国のインフレがピークアウトし、米国利上げが収まり、円高にトレンドが変わった際は、良い投資タイミングだと考えています。
分散投資を考えたら(1482)はアリなのか?運用した感想
もともと、投資対象を分散するため(1482)を少しだけ購入していました。
しかし、私の購入していた株数は21株と少なく、インカムゲインも多く望めませんでした。
ブログに公開することもおこがましいですが、今までいただいた分配金はこちらになります。
2021.5〜2022.8運用:約1年6ヶ月運用
株数:21株(評価額:45,717円)
6回分の分配金合計:712 円(税抜後)
712円とは、為替リスクの割に、リターンはもらえていないなといった実感です。
僕にとって(1482)はヘッジありのため、2022年現在で-17.15%の大赤字を出しています。
為替がなだらかだった2021年度は比較的、分散投資として役に立っていたように思いますが、打って変わって2022年度は円安傾向だったためもっと早くに損切りして、円高傾向になった際に再度インすればよかったなと感じています。
円高で株価が盛り上がるまで塩漬け銘柄として保有しています。
債券でも株と同じく価格が割安の時に買い増しをすれば売却益も狙へ、安い時期に購入することで分配利回りもアップします。
ヘッジありの債券が分散投資に適しているかと言われれば為替の影響もかなり受けてしまうので、時期によって判断がとても難しいです。
自分が購入した商品でどういう投資方法で利益を狙っているのか考え、これさえ持っておけば大丈夫という妄信はせず、投資に向き合うのが大切な気がします。
それではみなさま、よき投資ライフを!ではまた!
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