投資初心者が円高に備えるiシェアーズS&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)(2563)

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投資

どうもえだです。

今回はS&P500に連動する東証ETFの、ティッカーシンボル(2563)iシェアーズS&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)をブログにまとめました。

ヘッジなしの(1655)iシェアーズ S&P 500 米国株 ETFと比較検討される方も多いのではないでしょうか。

どちらも米国ETFのiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)に連動しています。

まずは非常にシンプルですが、私の見解からお伝えさせていただきます。

【どんな時に価格が上がるETFなのか】

●これから為替が円高になる場合に、為替ヘッジがあることで株価が上昇する。

●米国金利の利下げが行われれば(インフレ退治成功、株価は上昇傾向に。

【どんな時に価格が下がるETFなのか】

●これから為替が円安になる場合に、為替ヘッジがあることで株価が下落する。

●米国が景気後退期になった場合、株価下落が懸念されます。

世界情勢や戦争など予想外の出来事があると思い通りにはいかないこともあると思いますが、特徴をみながら評価できればと思います。

このブログが(2563)検討される方の参考になれば幸いです!

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(2563)ETFの基本情報

(1655)と同じく長期投資に向いているETFだと私は考えています。(2563)iシェアーズS&P500米国株ETF(為替ヘッジあり)は、米国の資産運用会社ブラックロックグループのブラックロック・ジャパンが運用する、東証市場に上場しているiシェアーズシリーズの1つです。

銘柄名の通り、S&P500に連動した米国株ETFになります。具体的な連動先としては米国ETFのiシェアーズ・コア S&P 500 ETF(IVV)に連動しています。

連動とはいえ、米国市場と日本市場は昼夜逆転しているので、(2563)の株価は為替米国市場のアフターマーケットを考慮した値動きになっているのではないかと思います。

本家IVVの2023年3月3日保有銘柄で見ると、アップルが6.65%と一番保有率が大きいです。ついでマイクロソフト、アマゾン、エヌヴィディア、ウォーレンバフェット率いるバークシャーハサウェイなどが連なっています。

S&P500採用銘柄は業績が悪いと外され、また新たな銘柄が採用され常に選りすぐりの企業で構成されています。

ブラックロック:(IVV)保有銘柄一覧より 2023/3/3

そして私が、iシェアーズシリーズ(2563)の特にメリットだと感じた部分になります。

日本円で購入でき、日本時間で売買できる。

こちらのETFはなんといってもで購入できるので初心者には安心のETFになっています。外貨に両替することが不要なため、為替を気にせず購入できストレスが減ります。

また、東証で取引されているので日本市場が開いている、AM9時〜PM15時まで売買期間になります。

ノーロードで安い信託報酬で、長期コストも気にならない

2023年3月5日終値では、1口¥247.7で取引されています。最小購入単位が10口なので、¥2,477で購入できます。

信託報酬は、0.07%程度(年率・税込)と驚きの安さを誇り長期コストも気になりません。本家IVVの信託報酬は0.03%(年率・税抜)なのでおよそ2倍以上ですが売買のたびの為替リスクを考えると、運用コストは非常にお得感のあるETFかと思います。

また購入手数料はSBI証券、楽天証券ではノーロード(0円)となり手数料無料で購入できます。

分配金に二重課税が発生しない。

(2563)と連動した、米国ETFのS&P500連動ETF(IVV)に投資した場合、分配金に対して米国で10%の税金を徴収され、次に日本で20.315%徴収されます。

つまり約30%ほどの二重課税が発生します。

しかし(2563)は、日本市場に上場しているETFなので税金は20.315%のみとなり二重課税は発生しません

もし、(IVV)で投資をされていた場合でも米国(10%の税金)は確定申告で取り戻せますが、確定申告が面倒な方には2重課税問題がない(2563)はメリットに感じると思います。

配当金は年2回もらえる。

こちらの東証ETFは年2回の配当金もらえインカムゲインも狙えます。直近でお伝えすると1株247.7円に対して年間合計3.2円の分配金(利回り1.29%)です。

また年2回の配当金のタイミングは、2月9日・8月9日となっています。

最低単位の10口持っていた場合、32円(税抜前)の分配金がもらえる計算です。

為替ヘッジありとは

(1655)にはなくて、(2563)にはある。最大の特徴といえば為替ヘッジです。

為替ヘッジありというのは、為替の値下がり(円高)による損失を避け、外国為替の影響をうけないで収益を受けたい時に向いています。

ただし、ヘッジコストを払いながら運用しており、(円安)による値上がりを享受できないデメリットがあります。

円高は価格が上がりやすい。円安は価格が下がりやすいと覚えておくと簡単だと思います。

昨年から続く円安傾向も、2023年は円高に為替が動くのであれば、それだけでも価格が上がりやすくなることでしょう。

ただし、単純にそれだけで株価が決まるわけではないので為替ヘッジありを購入される際は、今為替がどうなのか、これからどうなるのか考えて購入を検討するのが良いと思います。

(2563)の評価、長期投資に向いているが最後は好み

(2563)は日本で非常に人気のある1日の取引量も多い流動性の高いETFの1つです。つまり売却したい時に売れ、買いたい時に買えるETFと言う事ですね!

これが低い個別株はタイミングによって高値高みや、思わぬ安値で売却してしまう場合があります。私は気にせず売買して失敗しますが、流動性は高いにこした事はないでしょう。

(2563)は(1655)と同じくS&P500に連動しているETFなので、10口買うだけで全米500社に分散投資できるのは大きなメリットだと考えます。そのため、私は長期投資に向いているETFだと考えています。

また、どちらも甲乙つけ難いですが、円高に備えるのであれば(2563)を選ばれると良いかもしれません。ただしその場合、円安による値上がりを享受できないので注意が必要です。

いっそ両方購入するメリットもあるかなと思いますが、不要に感じる方もいらっしゃると思うので、最後は個々の投資スタイルで選ぶことになりそうだなと感じました。

【(2563)特徴まとめ】

●米国S&P500(IVV)と連動しているETFが円建てで購入できる。

●信託報酬はわずか0.07%とローコスト&ノーロードなので長期投資に向いている。

●二重課税が発生しない。

●ヘッジのコストを払いながら、円高の損失を避け、外国為替の影響を受けない。円安の時に外国為替の値上がりを享受できない。

それでは良き投資ライフを過ごしましょう!ではまた!

同じiシェアーズシリーズの(1655)iシェアーズ S&P 500 米国株 ETFについて、ご興味ある方はよろしくお願いします。

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