ソフトバンク株式会社 第19回無担保社債購入の検討を加速します

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投資

どうもえだです!

今年は債券を購入する年なのか、先日楽天モバイル債を検討し1口ですが購入しました。

そして、今回私が気になったのは2023年2月24日に発売される「ソフトバンク株式会社 第19回無担保社債」について買うべきか、またまた検討しております。

ソフトバンク株式会社はソフトバンクグループを親会社とした、通信、eコマース、インターネットメディア、コミュニケーションサービス、キャッシュレス決済サービスなどのさまざまな事業を実際に運営する「事業会社」です。

具体的に企業やサービスの中身を見て驚きました。

Paypay・YAHOO!・Z HOLDINGS・LINE・ZOZO・ASKULなど、誰もが一度は聞いたことがある企業が含まれていました。

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愛称:ソフトバンクみらい創出ボンドについて

今回発行される、ソフトバンク株式会社 第19回無担保社債とは、親会社のソフトバンクグループではなく、子会社のソフトバンク株式会社が発行体となる社債です。

そしてソフトバンク株式会社が個人向けに初めて発行する社債(愛称:ソフトバンクみらい創出ボンド)になります。

発行目的としては、調達した資金を高速通信規格「5G」向けの投資などに充てるようです。

私はSBI証券に口座があるのでそちらから購入を検討しています。

また、その他証券会社として、大和証券・みずほ証券・SMBC・三菱UFJモルガンスタンレー・野村証券・岡三證券・東海東京証券などで購入できます。

購入手数料に関して、円建て債券なので購入対価のみ、10万円以上、10万円単位で購入できます。

商品名ソフトバンク株式会社 第19回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
(愛称:ソフトバンクみらい創出ボンド)
発行体ソフトバンク株式会社
格付A+(R&I)、AA-(JCR)
期間5年
利率(仮条件)年0.98%(税引前)0.78%(税引後)
お申し込み単位(額面)10万円以上、10万円単位
発行価格・償還価格額面金額の100%
当社お申し込み期間(予定)2/24(金)12:00 ~ 3/9(木)14:00
払込期日(発行日)2023/3/10
満期償還日2028/3/10
利払日毎年 3/10および9/10
初回:2023/9/10
発行額1,200億円
SBI証券:円貨建債券より引用

購入は2/24(金)12:00より先着順で販売開始の予定とのことなので、検討されている方は前日までに準備をされるとよいかと思います。

人気がある債券ですと当日に完売となり買えないことも多いです。

それでは、検討にあたり社債についておさらいをしつつ、ソフトバンクみらい創出ボンドに当てはめてみようと思います。

債券は発行体で国債・社債がある

債券とは投資家から資金を借り入れ、途中売却をしない限り、購入時の金額100%+利息がもらえます。

国が発行するのを国債企業が発行するものを社債と言います。

今回のソフトバンクみらい創出ボンドはソフトバンク株式会社が発行体なので、社債になります。

そして、無担保社債とは文字通り担保が設定されていない社債のことです。現在の主流として無担保が多いようです。

無担保は不安という部分を保障する形として、社債には格付けがあります。

社債の安全性は格付けによる信用

倒産の可能性もある、会社の信用度を測るのが格付の部分です。

ソフトバンク株式会社は、日本を代表する格付会社(R&I)と、日本格付研究所(JCR)の2社が格付けをしています。

格付けはAAAランク(格上)から、Cランク(格下)まであります。格付けが低いからといって投資できないかと言うとそうではなく、図のように信用度が低い代わりに利回りが高い傾向にあります。

ソフトバンク株式会社はA+(R&I)、AA-(JCR)と格付けされており、投資適格のBBB以上なので中級上位と判断され、信用力がある企業になるので、信用リスクが低い債務だと推定されます。

メリット・デメリットがある償還期間の長さに注目

市場の金利が上がる場合は、長期債券より短期債券が価格変動リスクを抑えられるそうです。

ソフトバンクみらい創出ボンドの償還期間は5年の中・長期になります。

この償還期間が長ければ長いほど、資金を拘束される期間が長くなるため、どうしても途中売却をしなくてはならない場合、元本が保証されない可能性があるので注意が必要です。

私はソフトバンク株式会社の格付けからすると倒産の可能性は低いかと思っていますが、5年の間に万が一倒産となる可能性もあるので償還期間の長さに注視するのは正しい行動だと考えています。

気になる年利率は0.98%に決定

2/22(水)に利率が決定した本債券の年利率は0.98%です。

買付単位の10万円の社債を購入した場合、目安を表にまとめました。

利率0.98%(税引前)1年間(980円)5年間合計(4,900円)
年利率0.78%(税引後)1年間(780円)5年間合計(3,900円)

利息にはもれなく「利子所得」として税率20.315%が課税されるので税引後の利息が得られます。

現在、個人向け国債変動10年の利回り0.32%を目安に考えると、0.98%だったのでおよそ3倍に当たります。

債券のリスクとは

債券にも株式と同じくリスクがあります。ソフトバンクみらい創出ボンドに関係のありそうなリスクをまとめました。

日本企業であることと、円建てで購入する社債なので、為替リスク・カントリーリスクは省いています。

価格変動リスク市場の金利が上がると債券価格は下がり、市場の金利が下がると債券価格が上がります。
さまざまな要因で価格が変動するリスクで、償還前の債券を売買する際に発生します。
ただし、償還期間まで保有する場合は、価格変動リスクは発生しません。
流動性リスク取引量の少ない(流動性の低い)債券で、
償還前に売買する際に、希望の価格で売れない可能性があるリスク。
信用リスク債券の発行体である国や企業などが倒産あるいは財政難に陥った場合、
約束された利子や償還を受けられなくなる、債務不履行リスクがあります。
発行体の信用度は調査会社が発表している格付けをチェックし信用リスクを管理。

楽天モバイル債と比較

今月発売され、話題となった楽天モバイル債と比較したところ意外な驚きがありました。

楽天モバイル債は購入単価が1口(50万円)だったのですが、ソフトバンクみらい創出ボンドは1口(10万円)です。

楽天モバイル債と同じ5口(50万円)を買うと、1年間の利息が4,900円(税引前)となりました。[2年償還/年利率3.3%]楽天モバイル債 33,000円(税引前)[5年償還/年利率0.98%]ソフトバンクみらい創出ボンド 24,500円(税引前)と償還に3年と、利息にも大きな差が生まれました。

この事から同月に発行される同じような用途の社債でも、いかに楽天モバイル債が高利回りだったか、リスクある社債だったかわかる結果となりました。

ソフトバンクの社債は小口から買いたい

私は国債をはじめ、楽天モバイル債やハイイールド債(1497)、米国債券(2621)に投資をわずかに投資をしています。

ソフトバンク株式会社は、グループとしてPaypayをはじめYahoo!などの企業も運営しており、格付けからみても信用力は高いと判断して、毎月普通預金していた当分使うことがない資金も元に年利率を見てから、債券でもフルインベストは怖いと感じる私は、小口から購入しようと検討します。

石橋を叩いて渡る私では債券で大金持ちになれないと確信していますが、出口戦略として債券で得た利息で外食をしたり、家族との遊びに使ったり、子供の習い事に使えたらと考えています。

それでは良き投資ライフを。ではまた!

個人向け国債10年変動の記事を書きました。ご興味ある方はよろしくお願いいたします。

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