若い頃に比べて、年々所有欲がなくなって来た40代。自分より家族にと、こだわりがなくなる虚しさと、欲しいものに出会えてない自らの行動範囲の狭さに悲しくなります。
本もその一つで、一回しか読んでない専門書を並べては悦に浸る時期はとっくの昔になくなったのにも関わらず、面倒だと処分することもせず。収納場所を確保するために本棚を買い……。
結果、生活スペースを割いてまで読まない本を置いている……。
それってめっちゃ効率悪い?と思いつつも行動できてない僕にとって、全てを解決してくれたのが近所の小さな図書館の存在です!
図書館のイメージは時間に余裕のあるお年寄りの憩いの場所、冷暖房が効いててゆっくりできそう。申し訳ないですが、そういう風に利用させてもらうまで思ってました。
しかし、実際利用してみると見方が大きく変わるくらいのコスパ最強の公共サービスでした!
本を買うプレッシャーからの解放
図書館に行くようになったきっかけは、子供に絵本の読み聞かせをするため。
世の中にある何千万という中から、子供が好きな絵本を探す自信は僕にはなかったです。
成長に合わせて本を選ぶのも難しく、借りてたくさん読んであげられる方が刺激にもなると思ったからです。
実際、反応の良かった絵本を購入するとボロボロになるまで読んでくれるので、親としては嬉しかったです!
そして、それは僕にも当てはました。
知りたい情報はあるけど、どの専門書を購入すればいいのかわからない…、購入して失敗したら…、思ってた内容じゃなかったらどうしよう…と、買うということへのプレッシャーがすごくありました。
しかし、図書館のおかげで心理的ハードルが下がり、本を選ぶというのが手軽になり身近になった気分です。
また、古い本しかないと思っていましたが、新しいものも予約できたりと、その充実ぶりはまさに外に大きな本棚ができた感覚です。
1つのテーマでも色々借りて読んでみる
僕は主に金融に関わる本や、保険、エッセイが好きなんですが、同じテーマの本を何冊か読んだ時、著者によって内容が違ったり、共通の意見があったりとその道のセオリーのようなものが見えてくる瞬間がありました。
購入して読み較べるのはなかなか大変ですが、図書館では気にせずできます。しかも、違うと思ったら途中でやめても罪悪感も残りませんしね。
本にお金をかけるのも大事だと思うのですが、買った本の情報と、借りた本が本質的に変わらないもだと思うので、買う前に借りるという選択肢もありなのかなと思います。
小さいですが節約にもなりますし、自宅に物が増えないので掃除や整理にかかる時間のロスも減りました。
本の購入へのプレッシャーもなくなり、知らなかった知識を学べる図書館はコスパ最高です!
と、言いつつも欲しい本は購入して経済を回しましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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