どうも、えだです!
先日、X(旧ツイッター)で気になるポストを見かけました。
それは、「返済能力のある友人に100万円貸してと言われたらどうしますか?」というものでした。
見た瞬間にお金と友というどちらも大切なものですが、一つの答えのようなものが浮かびました。
それは自分の言葉ではなく、両親に小さい頃、教わった金言だということを思い出し、我が子へも伝えていきたいなと思いブログにしました。
いつ何時、友人にこのようなことが相談されてもいいように心の準備をしておきましょう!
100万円貸してと、友人に相談されたら
100万円は大金です。お金のない20代の頃、貯まるまでに4年ほどかかった金額です。
私にとっては年間25万円で月に換算すると2万円ほど、絞り出してコツコツ貯めて作れたほどの大金です。
いくら返済能力があると思われる友人だとしても、貸すか?と問われると、私は貸さないと思います。
その貸さない理由として幾つかあります。
- 一度貸してしまうと、次も貸して欲しいと言われる可能性がある。
- 今は仕事をしているが、返済能力がなくなってしまうかもしれない。
- お金だけ受け取り逃げてしまうかもしれない。
- 嘘をついてお金だけを騙し取りに来ているかもしれない。
- そもそも友人に100万円を頼みに来る時点で怪しいと思ってしまう。
などです。そして私の場合、最悪、友人関係もやめるかもしれません。
大親友に100万円貸してと相談されたら
もしそれが、大親友に相談されたと想像するとどうでしょうか。大親友には信用という目には見えない価値が存在します。
今までの思い出や受けた恩もあります。
親や兄弟にも頼めないことを、他でもない自分にしてくれていると考えると、嬉しいような悲しいような。どうしたんだ?と親身になってあげたいと思うでしょう。
私なら、お金だけではなく暖かい食事でも一緒にたべ、なぜ必要かの話を聞くと思います。
その上でおそらく返済能力があったとしても、私は100万円という大金を貸すことはできないでしょう。
その代わり、手元にあるお金をかき集め、「お金は貸せないけど、この手元のお金はあげる。返しに来なくていいから体に気をつけて頑張って!」と数万円でも渡して送り出すでしょう。
大親友だからこそできる最大限の応援と、100万円を借りないといけなくなった辛い思いをしている友への気遣いがここにはあると思っています。
「返しに来なくていい」、というのはもう来ないでくれという別れの意味でもあります。大親友ならわかるでしょう。
もしその言葉の意味をわからず、またお金を借りに来たとしたら、その人は大親友ではなくただの知り合いだったと諦めがつき、お金を貸すことはないでしょう。
本当の大親友であれば言葉の意味も、そして返済能力があれば返さなくてもいいと言われていても、いつか返しに来るものだと思います。
両親に100万円貸してと相談されたら
自分の身内だった場合はどうでしょうか。日頃の感謝と育ててもらった恩もあります。
私だったらあげるつもりで100万円を渡すでしょうし、ポーンと渡せるくらいの大人になっていなければならないと思っています。
それ以前に堅実な両親がそんな頼み事をしてきたら、何かに騙されていないか心配になってしまいます。
ということで、私の100万円を貸せるボーダーラインは両親となりました。
みなさんはいかがでしたか?
我が子には「金の切れ目は縁の切れ目」となってしまわないように、友人とはお金の貸し借りなどない対等な関係を築いてもらいたいものです。
そして幼少期に学んだ「お金は貸せないけど、このお金はあげる。返しに来なくていいから体に気をつけて頑張って!」という言葉も意味も伝えていきたいと思います。
と言いつつも、私自身、たまに財布を忘れ友人にお金を借りてしまうことがあります。
自分が貸した時返してくれないとモヤモヤしてしまうので、次の日には必ず返すようにしています。
逆に貸したお金が返ってきた場合も「返してくれてありがとう」というようにしています。
大小に関わらず、お金とは丁寧に付き合っていくとお金側からも寄ってきてくれる気がします。
それでは、良いお金と友人とのお付き合いライフを!
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