ロボアドバイザーウェルスナビをやめてわかったお金の大切さ

スポンサーリンク
長期投資

初めて投資を経験したロボアドバイザーという分野のウェルスナビで、資産運用していた時のお話を記します。2017年からの運用なのですが、当時はCMも流れていてこれからの投資はロボットだ!と思っていました。

ウェルスナビについて簡単に説明すると、質問に答えるだけで、個別のリスク許容度のポートフォリオを作成。入金すればそのポートフォリオにそって自動で買い付け、リバランスも自動で長期運用も楽々。

運用している米国ETFは手堅いものなので、投資初心者の方から、為替や分散投資について勉強したい、ついでに資産も増えたらラッキー程度と思える方に検討の余地がある商品だと思います。

僕も長期投資を目指していましたが、すでに解約はしており、なぜ運用をやめたのか。

振り返ることで、しちゃいけない投資の行動や初歩的ミスを笑ってもらえたら嬉しいです。

僕は投資を始めることでたくさんの学びがありました。

ウェルスナビで学んだこと
  • お金がお金を育てる。
  • ドルコスト平均法の仕組み。
  • 毎日の為替を気にするようになった。
  • 経済ニュースを見るようになった。
  • 投資の勉強を自らするようになった。
  • 米国相場が下がれば日本・新興国の相場も連動して下がる傾向。
  • 米国相場が下がれば債券が上がる傾向。
  • 経済が不安定な時は金が上がる傾向。
  • 先進国・不動産投資は分配金がよかった印象。

※2017年時のため値動きは現在の相場と違うかもしれません。

運用実績
  • 投資期間:2017年11月~2020年8月(約2年10ヶ月)
  • リスク許容度:4
  • 投資額合計:¥660,000
  • 分配金合計:¥28,041
  • 手数料合計:−¥18,925
  • 総出金額:¥732,537
  • 評価金額:¥713,612(¥53,612)+8.123%

スポンサーリンク

ウェルスナビをやめるまで

運用成績が悪く、タイミング投資をして失敗

ウェルスナビはシステム上、積立を目的とした商品です。入金があった場合は、ポートフォリオのバランスを見て、足りてない商品を自動で購入します。

なので、例えば円高(1ドル103円)の時に、VTI(米国ETF)を買いたいとなって入金しても、VTIを指定で購入できない、さらに購入にはタイムラグが生じ、ドルの価格が変わるので、購入金額も変わってしまうのです。

運用成績が悪くウェルスナビしか投資方法がないと思っていた僕は、何度となくタイミングを見て入金を繰り返しては、欲しいETFも買えないし、利益が上がらないポートフォリオを悶々と眺める毎日でした。

えだ
えだ

そんな時は、米国ETFを個別で買えば良いいよ!

世間では、積立投資は忘れるくらいがちょうどいい。と言われていますが、マイナスな状況をなんとかしたい僕には全く当てはまらず、為替や値動きを毎日チェックするようになり、めきめきと金融リテラシーと自分で運用したい熱だけが育っていきました。

数ヶ月に一度の分配金は複利効果

そんな中でも楽しみにしていたのは数ヶ月に一度やってくる分配金です。初めてもらった分配金は銀行に預けておくよりも利息がついて、これぞ投資という複利効果の醍醐味を体験できました。

しかし配当金が入っても、運用手数料で分配金の6割くらいがなくなります。せっかくもらった分配金を、手数料とわかっていてもウェルスナビに取られるような感覚がこの時はありました。

また、運用をスタートした時期も、円安の2017年からスタートし、2019年にかけて次第に円高になったため、成績がドル建ではプラスですが円建ではマイナスになってしまい、為替変動・タイミングで買えないストレス・二重課税・信託報酬・運用手数料と、重なる悩みの波に飲み込まれ全てが悪いもののようにしか見えないようになっていました。

始めた時期が円安だから悪い、円が安くなることなんでもう二度とない!と半ば諦め、自暴自棄になっていました。

えだ
えだ

長期投資なら、ドル転でプラスなら円安になるのをじっくり待てば良い。

市場を見て始めてもいいし、複利効果を最大にするのであれば、早く始める方がいいと思うので選択は間違ってなかったと思うよ!

投資家マインドは自分で磨こう

マイナス運用のまま続けるのが辛いと感じ積み立てをやめていた頃、次第に相場も回復し、2017年当時くらいの円安になった事を見計らって解約を決断しました。解約日は数日前からの相場の動きを見つつ、なんでもない普通の日を選びました。

結果を見れば運用成績もプラスになり、ウェルスナビで運用して満足しています。

そして、いろいろ悩んだ結果、自ら勉強したり経済ニュースを見るようになったりと自分で考えるきっかけを得られた気がします。

えだ
えだ

米中貿易摩擦やコロナショックなど未曾有の事態を経験することで、リスク管理の考え方、世界経済を見る目が養われ投資家マインドが少しわかった気がするね!

最後に、アフターコロナの期待感で2021年現在は株式市場は復活の兆しもありますね。以前のように旅行も買い物も気軽に行ける日が早く来ればいいと願っています。

含み益が出たお金を元に別の長期投資を進めたいと思います。

投資は自己責任・自己判断でお願いします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました